データの読み込みとグラフの描画

DrawP前節で説明した形式の データファイルを読み込み,特に何も指定しなくてもグラフを描画します. 読み込まれたデータには順番に番号が付けられ,番号ごとにさまざまな処理を 行なうことができます.

それではデータの読み込み方法を説明します.

メニューの File - Read を選択すると,右の様な ファイル読み込み画面 が現れます."Browse" ボタンを押すと ファイル選択画面(Win95 ライクな画面)が出現しますので,ファイルを 選択して下さい(ファイル名を直接入力することもできます).
ファイルを選択したら,
  • 角度,値の列番号
  • 読み込むデータの番号
    (指定しなくても良い)
  • 読み込むデータの形式
    (CSV,HP-IB など)
を指定し,最後に "Read" ボタンを押すとデータを読み込みます.

グラフ画面(メイン画面)に戻る時には"Close" ボタンを押して下さい.
Data Read Window Image


DrawP では一度に読み込めるデータは,角度と値の組みで一組みだけ です.Gnuplot, CSV 形式の場合にはデータファイル中の角度の列の番号と 値の列の番号を指定する必要があります.データファイルをエディタなどで 開いたときに,左から数えて何番目か,という数値を,角度の場合は Angle の右側のエントリに,また値の場合は Value の右側のエントリにそれぞれ入力して下さい.

データ番号の色はデータの読み込み状況を表しています. 読み込みが正常に行なわれた場合は紫色に, 未だデータを読み込んでいない場合は黒色で表示されます. データ番号は通常は特に気にする必要はありません.DrawP では 最大 4 つまでデータを同時に扱うことができますが,5 つめのデータを 読み込もうとしたときには初期の状態では 4 番めのデータを上書きします ので,他のデータを上書きしたい場合にはそのデータの番号を指定してください. 例えば 3 番のデータを上書きする際には 3 番のボタンを押してから "Read" ボタンを押すだけです.

読み込むデータの形式によっては "Data Type" を指定する必要があります. CSV, HP-IB 形式のデータファイルを読み込む場合にはそれぞれ対応する チェックボタンを押してから "Read" を押して下さい. この指定を忘れるとエラーが表示されます.Gnuplot形式の場合は逆に 全てのチェックボタンをオフ(色が背景色と同じ状態)にして下さい.

データ読み込み時,グラフ描画時の注意・参考事項は次の通りです.



"データの読み込みとグラフの描画" おわり


インデックス
  1. DrawP の扱えるデータ形式
  2. データの読み込みとグラフの描画(このページ)
  3. グラフ形式の選択
  4. 描画データの処理
  5. 指向性グラフの出力
  6. オプション
  7. ショートカットキー一覧
  8. バグ報告,並びに最新版の入手方法
  9. 今後の予定
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