Kデスクトップ環境

4.2. aRts と Brahms を使う

kooBaseの生まれ変わりであるBrahmsは今やmidiバスをサポートしています。 これはとてもよくできていて、従来のSoundBlaster出力など、他のmidi出力ポートと一緒に使うことができます。

Brahms はまた、ただの midi だけでなく、aRts とのやりとりもサポートします。 wave トラックはすでに演奏できるようになっています。 ハードディスクへの記録などもそれに続くでしょう。

私たちは Brahms/aRts を、CuBase/VST と同じようなものにしようと考えています。 Brahms と aRts の関係は CuBase と VST の関係とほぼ同じだからです。

aRtsと協力するBrahmsを作るには、まず aRts を、次に Brahms をインストールします。 コンパイルは別々にします。 aRts をサポートするように Brahms をビルドするには、--enable-arts を指定します。 ただ、普通は aRts があることを自動的に検知します。

midiバスをサポートする Qt ベースのシーケンサには Cantor というのもありますが、 現在のところミュージシャンにとって Brahms の方がより有益な選択のようです。

他のシーケンサもこれに続くと思われます。シーケンサを作っていて、 midiバスサポートをしたい方は私に連絡をください。